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スタジオの考え8つの思想
スタジオの考えを8つのセクションに分けてご紹介します。
各タイトルをクリックしてください

宝探し

スタジオでは、デザインを考える過程のことを「宝さがし」と呼んでいます。

宝さがしとはその名の通り、間宮とスタッフがクライアントの要望や計画する立地、ご自宅やお店に伺った際の雰囲気から、何かアイディアのヒントになる言葉やイメージを探し当てることです。
この宝さがしでは、これまでスタジオで手掛けてきたデザイン、また知っている事例のデザインや先入観など、すべていったん忘れてみることを心掛けています。
つまり、初めて考えるときのように、その対象について接してみるのです。すると、その対象について自分たちが心の底から感じていることを、言葉にできるようになり、この言葉がワクワクするものであればあるほど、楽しいイメージを抱くことができるのです。

宝さがしで一番大変なのは、実は「宝物であるワクワクする言葉」を探し当てることです。この宝物が見つかったとき、ようやく空間について考えることができるのです。

スタディ会議

スタジオでは、デザインについて話し合い、検討する会議のことを「スタディ会議」と呼んでいます。

クライアントの方へ、はじめてのプレゼンテーションを行う前には、必ずスタディ会議を行っています。この会議では担当スタッフが、他のスタッフ全員に向けて、クライアントの要望や立地条件などから、これまで考えてきた過程と提案したいデザインについて発表します。
その内容を聞いて、スタッフ1人1人がコメントをしていきます。はっきりいって、スタディ会議は容赦がありません。デザインについては皆、とても真剣なので、この会議では言いたい放題です。
絶賛されることもありますが、「なぜそういう空間なのか?」「もっとこうしたほうがいいのでは?」と根拠や改善点を指摘されることがほとんどです。
納得のいかないスタッフの意見があまりにも厳しく、まる1日、再起不能になるスタッフもいるほどです。

これほどまでに楽しくて情熱的に行うスタディ会議は、スタジオがどこまでもデザインに対して、真摯でありたいという「気持ち」を表しているとともに、スタジオのデザインクオリティを保ち、向上していくために必要な会議なのです。

サファリパーク

スタジオの雰囲気を「サファリパーク」のようにしたいと考えています。

サファリパークは動物園とは違って、個性的な動物達が柵や檻に入れられることなく、個々の適性に合った環境で、のびのびと自由に闊歩できる状態です。

スタッフもキャリアなどのバックグランドが様々で、個性が豊かです。スタジオが考えるサファリパークとは、それぞれの個性や強みを最大限に発揮できる環境のことです。スタジオが楽しくデザインできる秘訣がサファリパークにあるのです。かといって、スタジオはサファリパークであって、草原ではありません。 ただ1点、共通の思いがないとサファリパークに入れません。スタッフは誰でもいいわけではないのです。

スタジオのポリシーである「デザインで人を幸せに、社会を豊かにする」。この思いがあるからこそ、個性を尊重し、仲間として歩むことができるのです。

チームワーク

スタジオでは、部活動のように「チームワーク」を大切にしています。

人が1人で行えることには限界があり、強みがあれば弱点もつきものです。良いチームとは、それぞれの個性や強みを尊重し、弱点をカバーしながら、互いに高め合えるチームのはずです。
スタジオではチームワークを育むために、毎日交代制で仲間のために昼食をつくっています。ときどき夕食もつくったりしています。
誕生日会などのイベントは、幹事を決めて全力で楽しんでいます。なぜか休日なのに、スタッフ同士で、遠方に出かけたりもしています。

良いデザインをつくり出すためには、仲間を思いやる良いチームが必要なのです。

こだわり

スタジオでは、空間に合わせて細かなところまで「こだわり」をもっています。

家具や手すり、ポストなど、手ざわりを感じ、個性を表現するところはすべて提案したいと考えています。
スタジオはデザインを考え、図面を描くことができますが、実際に製作し、仕上げてくれるのは職人達です。

「こだわり」のある細部をつくり出すには、優れた職人の技がかかせません。腕の良い職人達と協力し、こだわりのある細部をつくることで、豊かな空間が実現できます。

模型

スタジオでは、空間をつくっていく上で「模型」づくりをかかしません。模型はスタジオにとっては道具であり、3次元である空間を確かめるには、やはり模型をつくらないとわからないのです。

スタジオの方法として、多くの模型をつくって検討し、アイディアを練り、クライアントの方へ提案しています。
模型は空間がわかりやすく伝わり、イメージを共有することができるのでクライアントの方には、とても喜んでもらえます。喜んでもらえるとそれが嬉しくて、模型づくりに熱が入ります。

そういう魅力が模型にはあるのです。

しくみづくり

スタジオは大学、商店街、不動産、ギャラリー、サロンなどのたくさんの関係と連携して、「しくみづくり」にも取り組んでいます。

名城大学の研究室とともに行った産学連携プロジェクトでは、学生たちとともに実際のクライアントと打合せを行い、計画するなど、より実践的なデザイン教育の仕組みを提案しています。
また、商店街では組合の会議にも参加しながら、おまつりやワークショップを通じて商店街の人々とコミュニケーションを育み、地域社会の活性化と、人のにぎわいを生み出す仕組みを提案しています。

かたちを作るだけがデザインではありません。
社会を豊かに変えていく「しくみづくり」もデザインです。スタジオはポリシーである「デザインで人を幸せに、社会を豊かにする」ために、これからも新たな「しくみづくり」に挑戦していきます。

未来の風景

スタジオでは、「未来の風景」をつくりたいという思いから、ワークショップやイベントを行っています。

「みんなでおうちをつくろう」では小学校の場所を貸りて、こども達に大きな紙に「未来のおうち、夢のおうち」のイメージを描いてもらい、これを基にダンボールで「おうち」を制作するワークショップを行いました。
また「ケンケンパ」では小学校に近接する道路に全長150mを超えるケンケンパをデザインし、こどもから大人まで、道を飛び跳ねてケン・ケン・パと遊んでもらうイベントを行いました。
さらに「しらかわ体操」では、名古屋市の中心に位置する白川公園の遊歩道1周すべてに、ラクガキをして楽しんでもらうイベントを行いました。

一見するとただの祭り好きにしかみえませんが、こども達が楽しいと思える風景は、未来の風景を考えるヒントになると考えています。スタジオでは、今後も未来の風景へとつながる活動を続けていきます。