HOUSE

tsumiki

detail

敷地は新興住宅地の一区画、建蔽率30%の条件に対して、
居室ごとに異なるイメージの空間を依頼された。

建物の中心に階段室を配置し、動線を短くすることで
コンパクトでありながら、居室空間を最大限確保した。

階段室は建物内の通風の機能とトップライトによる採光により、
室内でありながら、より外部に近い環境をつくり出している。
これらの操作により、外部、室内、階段室を行き来することで
内と外の認識が強まり、「個」の空間を強調する効果を狙った。

また、各居室は「床仕上げ」「天井高」「窓の方位」が異なり、
居室ごとの性質を変化させている。
それは和風、北欧と異なる雰囲気を好まれるクライアント、
そして、成長とともに変化するであろう子どもたちの好みも受け入れ、
ひとつの建物の中で成立させている。

この考えは外構のつくり方にも影響している。
建物を敷地の中心に配置し、隣地境界線に対して
角度を振ることで、奥行きと広がりを持たせた。
それにより窓からの抜け感と異なる性質を持つ4つの庭を獲得した。

建物内外を小さく分割し、積み木を組み合わせるように
再構成したこの空間は多様な居場所を持つ住宅となった。

spec

  • 所在地
    愛知県日進市
  • 構造・規模
    木造2階建
  • 主要用途
    専用住宅
  • 計画期間
    1年6ヶ月
  • 敷地面積
    200.00㎡
  • 施工期間
    5ヶ月
  • 建築面積
    49.07㎡
  • 完成時期
    2014年10月
  • 延床面積
    92.67㎡
  • 担当
    間宮晨一千・杉浦愛子
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